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世界を旅した夫婦の“おいしい記憶”をおすそわけ。仙台のカフェ「CHICCI本店」

ことりっぷ2026年10月5日0回閲覧

「CHICCI 本店」は、20か国以上を旅してきた夫婦が営むカフェ。旅先で出会った“おいしいもの”からインスピレーションを受け、独自に研究を重ねて完成させたスイーツや軽食を味わえるお店です。内装や外観など、旅の思い出はあちこちに。ドアを開けた瞬間から、まるで異国の街角に迷い込んだような素敵な時間が待っています。 JR仙台駅から歩いて10分ほど。仙台市の中心エリア・一番町の路地を進むと、白と緑のかわいらしいファサードがふと目にとまります。お店の名前は「CHICCI本店」。世界20か国以上を旅してきた、マコトさんとチエさんご夫婦が営むカフェです。 印象的なのは、店内を照らす真っ赤なライト。「パリで立ち寄ったお店は、赤い照明を使っているところが多かったんです。素敵だったので取り入れてみました」と、微笑むチエさん。 ほかにも、オランダの学校で使われていたイスや教会のベンチが配されていたり、トイレには旅先のチケットやおみやげの紙袋がセンス良く飾られていたりと、見ているだけでワクワクするようなポイントがいっぱい。ふらりと立ち寄っただけで、遠い国を訪れているような気分にさせてくれます。 旅の記憶はメニューにも。 看板メニューである「クレームブリュレバスクチーズケーキ」は、バスクチーズケーキ発祥の店といわれる、スペイン・サンセバスチャンの「ラ・ヴィーニャ」をはじめ、ジャマイカやメキシコ、トルコなど、行く先々でその土地ならではの味を確かめ、研究を重ねてたどり着いた一皿。 フォークを入れると表面がパリッと軽やかに割れ、口に頬張ればなめらかな口あたり。高温で一気に焼き上げたからこその食感のコントラストに加え、香ばしさと濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。 もうひとつの人気メニュー「スペシャルブラウニー」には、こんなエピソードがあります。 実はチエさん、もともとブラウニーはちょっと苦手だったのだそう。そんな苦手意識を変えたのが、オランダで味わった一皿でした。驚くほどしっとりとした食感と、濃厚なチョコレートの風味に感動。「日本のみんなにもこのおいしさを体感してほしい!」と、何度も試作を重ねて完成させたのが、「スペシャルブラウニー」です。 あたたかなブラウニーにアイスをのせ、外側をチョコレートでコーティング。ブラウニーのコク深さに、アイスがすっきりとした後味をプラスします。チョコレートのパリパリ感もアクセントになった、満足感いっぱいの一品です。 「CHICCI本店」には、10時間以上じっくり煮込んだトマトチキンカレーや、ボリューム満点のサンドイッチもそろいます。 なかでも人気なのが「ツナメルトサンドイッチ」。とろりと溶け合うツナとチェダーチーズに、ピクルスの酸味が効いた、後を引くおいしさです。 ドリンクにもこだわりが行き届いているのもこちらのお店の魅力です。 わざわざ県外から訪れる人もいるという「スチームドアイスコーヒー」は、エスプレッソマシンでアイスコーヒーに直接スチームをかけ、きめ細やかな泡をまとわせた一杯。泡にもコーヒーの香りとキリッとした苦みが凝縮されていて、口に含むたび、香りがふわりと広がります。 すっきりした気分を味わいたいなら、「エスプレッソオレンジ」を。エスプレッソにオレンジジュースとグレープフルーツジュースを合わせた一杯で、爽やかな甘さの奥にほろ苦さがのぞきます。 「みんなが気になる場所へ旅に出られるのがいちばんいいけれど、いろんな理由から、それが難しいこともありますよね。そんなとき、仙台にいながら、旅先の味を感じられる場所をつくれたらいいなと思ったんです」と、チエさん。「CHICCI 本店」で過ごすひとときは、旅の記憶をおすそわけしてもらうような、小さなしあわせの時間です。 仙台で、小さな海外旅行気分を味わってみませんか。

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