tabizen

京都よりみちこみち 押小路通【後編】

ことりっぷ2026年10月12日0回閲覧

今回の「京都よりみちこみち」は、今話題の京都市役所を中心に、新旧の魅力が息づく押小路通をおさんぽ中。 老舗ベーカリーやスパイスカレー、歴史ある神社や江戸時代から続く伝統の技にもふれました。後編では、高瀬舟が浮かぶ一之船入のほとりにある、水辺の風景を望むレストランやカフェ、こだわりの手仕事雑貨の店を訪ねます。 押小路通の東端を流れる高瀬川には、小舟が今も留め置かれ、まるでそこだけ時が止まったような風景が広がります。 江戸時代の豪商・角倉了以が築いた運河で、この付近は積み荷の上げ降ろしのための船着き場・一之船入と呼ばれていました。 窓の外には一之船入が広がる、とっておきのロケーションとともに、心満たされる美食を堪能できる「創作中華 一之船入」。 薄味でやさしい味付け、ニンニクやニラをひかえめにした京中華に、和洋のエッセンスを織り交ぜた独創的な一皿が愛されている創作中華のレストランです。 医食同源をコンセプトに、無農薬野菜をはじめ肉や魚、フルーツなど、生産者の顔が見える素材を使うのが基本。 季節により内容が変わるランチ「福コース」は、前菜からスタート。2品目は「イカと季節野菜の柚子胡椒炒め」。日本の調味料である柚子胡椒を中華に使う発想がユニークです。 国産フルーツと有機小麦を使った四角いタルトで話題をさらったパティスリーが手がける京町家カフェ「Hyde & Away 京都御所南店」。アンティーク家具を配したカフェスペースは3部屋に分かれており、それぞれ趣向が凝らされています。 京都御所南店限定の和タルトは、ちょこんとトッピングされる小さな大福が特徴。一保堂茶舗の日本茶とともにサーブされ、玉露、煎茶、煎り番茶、和紅茶の4種から好みのものを選べます。  秋はやっぱり和栗モンブラン。栗の甘露煮や絞り出した栗、中に潜む生クリームにも刻んだ栗が入った、和栗尽くしの一品です。 小さな入り口から路地を進みガラス戸を開けて入る「PÂTISSERIE Salon de thé m.s.h」。 まずは、色とりどりのケーキが並ぶショーケースが目に飛び込んできます。もうひとつの扉を開け、中庭を通り過ぎた先にはカフェスペースが。 街なかの喧騒を忘れる隠れ家のような空間で、京都生まれ京都育ちの店主が手がけるケーキや焼き菓子は、素材の味や風味を生かしたシンプルなものばかりです。 よもぎ麩ロールは、抹茶生地のふわふわ食感と、生麩のもっちり食感の組み合わせがおもしろく、京生麩の老舗・麩嘉のよもぎ麩を使用しています。 料亭で出すぽん酢が評判となり、販売を開始した専門店「京都 堀尾」。羅臼昆布と国産の鰹節でだしをとり、選りすぐりの醤油を数種ブレンド。それに徳島県産のゆこう、すだち、柚子などの柑橘類を加え、2日ほど寝かしてでき上がるぽん酢は、一度使うと手放せなくなるおいしさです。 3分の1が柑橘果汁という爽やかなぽん酢は、酸味と甘み、塩味のバランスが絶妙。鍋物をはじめ、刺身や焼魚、揚物、肉にかけたり、蒸し野菜やサラダのドレッシング代わりにも使えます。 ビルの2階に店を構える生活雑貨のショップ「小さい部屋」。店主が作家を訪ね、実際に使ってみて自身が「好き」と感じたこだわりの品が並びます。キッチン用品や器、紙小物や布小物、衣類、アクセサリーなど、シンプルで温かみのある作品は「使ってみたい」と思わせるものばかり。ほぼ月替わりの企画展も催されており、多彩な作家の作品との出会いが期待できます。  京都市役所の西側を走る寺町通には、2026年6月にオープンした焼菓子の京都村上開新堂が手がける新ブランド「Maison de Murakami」、日本茶カフェを併設する茶葉の「一保堂茶舗」があります。文具&雑貨好きさんは、河原町通の「ANGERS 河原町本店」にもぜひ立ち寄ってみて。 訪れたいカフェが目白押しのこのエリア。自家焙煎のコーヒーが香る「スマート珈琲店」や70余年の歴史を刻む「六曜社 地下店」、卵サンドで知られる喫茶マドラグの姉妹店「喫茶 le GABOR」、コーヒーと多彩なチーズケーキの「喫茶葦島」など、いずれも押小路通から徒歩5~7分です。

※この説明はOGPメタ情報から自動取得しています。記事全文は元記事でご覧ください。

元記事を読む

この記事をシェア

掲載記事の著作権は各ブログ作者に帰属します。掲載・修正・削除依頼はこちらからご連絡ください。