クラシカルなロンドンにときめく神戸・北野の異人館「英国館」
神戸三宮の山手、歴史ある洋館が立ち並ぶ神戸北野異人館街にある「英国館」。1907(明治40)年に建てられた歴史ある洋館に一歩足を踏み入れると、そこは古き良き英国の世界。建物や内装、テーブルコーディネートや庭園まで、すべてから英国のスタイルが感じられます。2階には、名探偵シャーロック・ホームズの部屋を再現。無料の貸衣装もあるので、ほかにはない記念撮影が叶います。 神戸異人館街のメインストリートのひとつ、北野通りにある「英国館」。イギリス人技師による設計で、シンメトリーなデザインが美しいコロニアル様式の洋館です。1907(明治40)年に建てられた当時のままの姿で残っている、貴重な建物です。 館内は17世紀バロック時代から19世紀ビクトリア朝時代のアンティーク家具や調度品が贅沢に配され、どこを切り取っても絵になる美しさ。モダンデザインの父と呼ばれるウィリアム・モリスのファブリックで装飾された、部屋ごとに異なる上品な佇まいに、往時の豊かな生活がイメージできます。 見どこのひとつが、1階奥にあるパブカウンター。英国貴族が使っていたホームバーカウンターは、木目が美しいマホガニー素材で、緻密な彫刻が施されています。酒瓶やグラスがずらりと並び、窓からの光を浴びてきらめく様子に見入ってしまいます。 2階にあるのは、世界で最も有名な名探偵シャーロック・ホームズの部屋。小説の描写を忠実に再現したという書斎は、暖炉や本棚が重厚な空気感を醸し出しています。 シャーロック・ホームズの7つ道具もディスプレイ。虫眼鏡や鹿撃ち帽、パイプなどを目の当たりにすると、大人の好奇心がくすぐられます。 ホームズの書斎の隣にあるのは、リビングルーム。テーブルコーディネートが美しく、お皿やカトラリーひとつひとつが素敵です。さらに奥に進むと、エレガントな天蓋付きベッドがある寝室に到着。各部屋に暖炉がそのまま残っているのも貴重です。 散策の締めくくりは、ハーブが香るイングリッシュガーデンへ。野趣に富んだ庭園は、季節ごとに風情が変化。4月下旬~6月上旬には、バラが見頃を迎えます。 ロンドンの地下鉄「ベイカー・ストリート駅」を再現したレトロなロゴ看板があり、ここも素敵なフォトスポットです。 「英国館」を訪れたならチェックしたいのが、エントランスのそばにある無料の衣装レンタルコーナー。ホームズのトレードマークだったインパネスケープ(マント)とディアストーカー(帽子)を借りることができます。カメラを片手に、旅の思い出になる記念撮影が叶います。 神戸にいながらにして時空を超える「英国館」。入館料大人(中学生以上)880円です。 界隈にある7つの異人館と合わせて巡ってみてくださいね。
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