週末ふらっと英国気分♪ 千葉・佐倉の丘に佇む洋館でアンティークに囲まれたティータイム「佐倉マナーハウス」
千葉県佐倉市の市街地から少し離れた、閑静な住宅街の一角。石畳の坂道をのぼりきると、緑に囲まれた丘の上に、レンガ造りの建物が現れます。ここは、イギリスのアンティーク雑貨や食器、家具が並ぶ、特別なショールーム兼ショップ。すぐ横には、ガラス張りのティールームもあり、本場仕込みのトースティーやスコーンなどを楽しめます。 都心から車で約1時間。京成本線「志津駅」からは、のんびり歩いて20分ほど。緑深い丘の上に「佐倉マナーハウス」はあります。 敷地に足を踏み入れたら、お店まではゆっくりおさんぽタイム。足元を彩る石畳は、イギリスのコッツウォルズから運ばれてきたもの。脇に立つ街灯や枕木に至るまで、すべて英国製で統一されています。 庭先には、年月の刻まれた家具や、趣ある雑貨がずらり。実はこれらもすべて購入できます。宝探しをするようで、扉を開ける前からワクワクが止まりません。 館内は1階から2階まで、まるごとアンティークショップ。もともと業者さん向けの卸販売が中心だったこともあり、ディスプレイ用の珍しいアイテムまで幅広くそろいます。 奥へ進むと、50~100年以上前の様々な家具や雑貨、また真冬に火が入る暖炉が。店内の商品はもちろん、什器もアンティーク品で購入できます。 なかでも見逃せないのが、イギリス生まれの食器類。170年以上の歴史を誇る「バーレイ」をはじめ、今では手に入らない希少な品や、手描きのヴィンテージまで、器好きなら誰もが目移りしてしまう品揃えです。 こちらは、白雪姫と七人の小人がそろったアンティーク陶器の置物。陶器は欠けやすく、こうしてフルセットで残っているものはなかなかないのだとか。 ショップ開店の1時間後、11時からはティールームがオープン。100年以上前の教会の床材を使用した店内は、天井が高く開放的。ガラス張りで、晴れた日にはやわらかな木漏れ日が降りそそぎます。 今では、このティールーム目当てで訪れる人も多く、週末には横浜や東京から、遠方では関西から足を運ぶ人も。常連さんがサイクリングついでに立ち寄るような、気取らない空気感も魅力です。 ポットティーは、ミルクによく合うまろやかな「ハイグロウン」と、香り高いフレーバーティー「ダッチェスグレイ」の2種類を用意(各800円)しています。 淹れ方もイギリス流。まずガラスのポットで時間をきっちり計って抽出し、茶葉が残らないよう別のポットへ移し替えてサーブ。だから時間が経っても渋みが出ず、最後の一杯までおいしくいただけます。 紅茶のおともに欠かせないのが、スコーン。ずっしり重たいイメージがありますが、こちらはサクッと軽い口あたりです。 一口かじれば、小麦の香ばしさとバターの豊かな風味がふわり。添えられたクロテッドクリームやマーマレードをたっぷりのせれば、思わず笑みがこぼれるおいしさです。 さらに、しっかりお腹を満たしたい人には「トースティー」をぜひ。オーナーがイギリスのアンティークフェアの屋台で食べた味が忘れられず、「これをティールームでやりたい」と始めた、看板メニューのホットサンドです。 熱々をひと口かじれば、あふれんばかりのハムとチーズがとろ〜り。これひとつで、しっかりランチになりますよ。 バーレイの器は一色で描かれるからこそ、色違いを重ねる“ミックス&マッチ”が定番。ティールームでも、お客さんごとに違う器でサーブしてくれるので、「今日はどの柄に出会えるかな?」という楽しみがあります。 お土産には、ケーキやスコーンに添えられていた、ダルメインのマーマレードがいかが? 「これを食べたら、ほかのマーマレードが食べられない」とリピートする人も多く、売り切れてしまうこともあるのだとか。気になる味を見つけたら、早めにどうぞ。 日帰りで気軽にイギリス気分を味わえる「佐倉マナーハウス」。ぜひ次のおでかけ先に加えてみてくださいね。
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